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情報はもう十分。共感と信頼だけを集めよう。

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Hiroshi Yoshida

2017-11-15

最近友人と話してていろいろな示唆を得ることがあったんですが、中でも印象的だったのがこのブログでもよく書いているように、結局一番大切なのは人として信頼できるか?共感できるかに尽きるなということ。

とある企業担当者の話。情報としていいことが並べてあっても、人として共感できなそうだと採用に至らない。

情報が溢れかえっているこの時代、特にネットカルチャーにおいては、最近ではアップされてる情報の質も上がっている気がしています。

昔はネットにアップされてる情報なんて質が悪い、っていう雰囲気があったし、実際そうだった部分もあると思うんですが、welq問題なども経て、やっぱり本当に信頼される情報を提供することがビジネスにつながるという本質に気づき始めた感がある昨今

どんどん新しくて正しい情報を無償で提供する志の高い人たちが増えている気がしています。

そうなるとまさに、情報だけならタダで質の高いものがすぐに手に入るという時代になる。

そうなった時に最終的に仕事のパートナーを選ぶ決め手になるのは本当に人としてあう、あわないのフィーリングだったり、なんとなく波長があいそうだなとかの部分になるのかも。

僕はこのブログであまり音楽と関係ない趣味の話などは書かない方がいいのかなあと思って来たんですが、

たとえばボイトレの先生探していろいろネット検索してたら、なんだか自分が好きなブランドと同じ服を着てる先生がいて興味を持ったとか、同じ学校出身、地元出身だから共感したとか(これはすでによくある話ですが)そんなことがますます大切になってくるのかも。

そんな意味ではここに全く音楽と関係ないと思われる個人的な趣味とかも書いてく方がいいですかねwでも、実際は一人の人間がやってることなので全く関係ないってことはないんだと思います。

特にアートの領域は、服や食べ物のセレクト、住む場所、見ているメディアには人間性が現れるし、そこから得るアイデアとか、根本に流れている思想とか、そんな価値観こそが全部表現につながる。

だからそんな情報も発信していったら、どこかで誰かが共感してくれるのでしょう。

下手に誰かと同じところを追求するくらいなら、掛け算で独自領域を生み出せ。

そんな意味で、考えも下調べもなしにすでに超一流の情報が溢れているところの深堀をやるのはあまり意味がないかも。何か違う視点なり、価値観、スタイルのものじゃないと。

じゃあどうすればいいかな??って深く考える必要はなくて、自分が好きなもの、興味があるものをいろいろと並べていくと自然と独自のスタイルになっていくのかも。

僕もボイトレだけじゃなく、作詞作曲、プロデュース、ライブサポート、ジャムセッション、サラリーマン経験も含めていろいろやって来たからそれがつながってどこかで共感してくれてレッスンに来てくれる人が多い。

よい情報を入手するためのハードルが下がったことで、専門家が一番、ということではなくなって来て、価値観の掛け算がますます重要になって来ている昨今

いろんなことを勉強して、独自の存在になっていけたらいいなと思っています。