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マイナス思考から脱却するシンプルな方法。

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Hiroshi Yoshida

2017-07-18

生きて、何かにチャレンジしていれば失敗もするし、うまくいかないことが続くような時もある。そんな時でも成功を信じてやり続けるのは至難の技ですが、気持ちを切り替える術を知っていれば問題なし。

心と体は繋がっている。

だいたいマイナス思考に陥りがちな人に限って頭を使いすぎな傾向はありますよね。いい意味でバカな方が、何も考えずにひたすら目的達成まで突き進む突破力をもっていたりするものです。

でさらによくあるのは、体育会系の人の方がそんな強いメンタルを持っていることが多いという事実。

僕はどっちかというと運動は得意じゃなかったんですが、少し運動をしたりするようになってから運動することがメンタルに与える効果をとても感じます。

セロトニンの話も以前にしましたが、理屈じゃなく人間は腸から生まれる物質によって幸福感を感じられるかどうか決まる。だから食べ物やら呼吸やら運動やら、そういうフィジカルな要素がメンタルまで大いに影響しているというのは自明の真理。

おそらく、以前もいろいろ書いた”丹田”についてのいろいろな考察も含め、腸、体のコア、そこから生まれる体のバランス?そんなことが全部メンタルに直接的に影響しているのは間違いないと思います。

哲学者のように、どれだけ考えても人生の答えなんて出なくて、ただこうしたい!となんとなく思ったことを達成できた時にやった!と思えることの連続で我々は生きている。

どれだけ考えたって、未来のチャレンジに対して可能か不可能かなんて誰にもわからないんだから、諦めるかどうかは本当にそのメンタル次第。その弱気になる瞬間の思考に、実は自分の意志だけでなく体の状態も大いに影響してるんだということをまず知って。

具体的に効果があったと思われる僕の経験。

というわけで、ことあるごとに運動にはまっては飽きを繰り返してきた僕が、運動が良い結果をもたらしたと思われる経験を一つ。それは社会人時代の自転車。

一時期ロードバイクにハマり、東京から静岡まで275キロを19時間かけて走破したことがあるのですが、今考えたら相当無謀で、知らないからこそできたと思う内容。ツールドフランスでも1日で275キロも走りませんから。

でもその時何か自分の中には未知なるエネルギーが眠ってるんだなと感じたのも事実。現代って無茶なことをすぐ止めたがる傾向がありますが、自己責任で限界まで行ってみる経験って大切な氣がするんですよね。

その経験の後サラリーマンだったのにプロのミュージシャンになりました。これも何か関係があるとしたら、とにかく前向きになれた。なんでもできるような気持ちになった、ということじゃないかと。

それから自転車が盗まれ絶望してもう高級な自転車なんか買わない!と自転車に乗るのは辞めてしまいましたが。ことあるごとにプールで泳いだり走ったりはしてきました。その度にやっぱりメンタルが強くなって、ここぞという時に頑張れてきたような気がします。

そして分かりやすいほどに、それをサボると不安が増えたりいろいろうまくいかなくなったりするんですよね。

歌うことも運動になりますのでオススメですが、もし歌うことで行き詰まってしまったら、何も考えずに運動してみたら?また気持ちが前向きになれるかもしれませんよ。