作曲するなら絶対に最初にやるべきことはキーを理解すること!

以前にも同じような記事を書いているのですが、改めて、作曲をしてみたいけどどうしたらいいかわからないという人に向けて、まずキーの概念を理解しよう!!と口をすっぱくして言いたいのです。

頭に浮かんでいるメロディーは、おそらくそんなに激しく転調していないはず?!

ジャズとか一部例外はありますが、普通にJ-POPのような曲を作ろうとしているなら、一曲の中で大幅な転調がないのは割と普通。

ということは、頭に浮かんだメロディーにコードを当てはめる時点で、その曲のキーが分かっていればかなり納得いくコード進行ができる可能性が高い。

そういうことはこちらでも語っているのでぜひ。

キー(調)の概念を理解してからコードを覚えるべき理由。

そうやって、その曲のメロディーのキーを探る作業が最初はなかなか難しい。だからもしレッスンにこれる方はむしろ最初は、みなさんの作ったメロディにこちらでコードをつけてあげる方がわかりやすい。

メロディにコードをつける方法って、一冊の本になるくらい結構ハードルが高い作業なんですよね。簡単にできるツールがあったらいいんだけど・・AIとかでそのうちなんとかなるんでしょうね。

それでもどうしても自分でメロディにコードをつけられるようになりたいんだ!という人は、地道にいろいろな曲のコード進行をコピーして、そのコード進行がキーの中でどのように動いているかを理解することが一番。

そうすれば、意外とJ-POPの王道的なコード進行の大まかなバリエーションが分かってくると思います。

例えば以前書いたこちらのCのキーに直した曲でコードを理解してみるとか、

曲のキーがわからない人に・・名曲のキーをCに変えてみた。

同じキーで一度コードの流れを体に染み込ませたら、あとはキーを変えるだけでいろんな曲が作れちゃいます。

コード進行は慣用句みたいなもの。パクリなどない。

作曲においては、コード進行をコピーするのに抵抗がある人が稀にいますね。オリジナリティを追求するのはいいことですが、コード進行を全く知らない状態でいることがオリジナリティにつながる、と考えるのは間違いだと思います。

なぜなら、おそらくこれいいな!と思うような進行はおそらくすでにどこかにあることが多いので、意図しても、意図せずとも、何かの焼き回しでしかないのです。

だいたい、頭に何か浮かんでくるメロディというのは、自分が今までに聞いたことのある音楽の要素を組み合わせ直したものであることが多い。

ということは、やっぱり既存の何かのバリエーションでしかないんですよね。それなら、そのバリエーションをたくさん持っている方が僕はクリエイティブだと思います。

もちろん、パンクロッカーみたいに、パワーコードだけでいくんだ!というのもありだと思います。しかしパワーコードも立派に音楽的な理論に沿って進行している方が耳馴染みよくなりますから。結局ほとんどの人の曲はそうなっていますよ。

既存の常識的なことを踏まえた上で、さらに新しい刺激的な要素を盛り込むことが高度なクリエイティブ。

というわけで、”普通に”聞けるだけの曲をつくれる音楽的な基礎はやっぱりあった方がいいと思うし、あった方が圧倒的に作品作りが早くなるし、楽しくなります。

歴史になかった斬新な音楽を生み出すためにはぜひ、歴史をある程度知ってから、そこを飛び越えるためのアイデアを追求したいものですね!!

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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