夢のためなら借金背負ってでも自分を追い込むべき?


未来への先行投資として、楽器を買いあさったりする人はよく見ますが(僕もそんな時期がありました)、どの程度なら音楽活動、夢の実現のためにお金をかけてもよさそうなものでしょうか?

ビジネスにおいても、一番ダメな投資は”自分が何をやっているのかわかっていない”こと。

何にお金をかけるかは本人の感覚次第でしょうが、何においても一番どうしょうもないのは、誰かに言われたままに何かを買う、自分にとって必要かどうかきちんと吟味もせずに買う、最悪の事態も想定せずに買う、というようなことでしょうかね。

正直、いくらでもお金を持ってる人ならいくらでも買ってみてから試したらいいと思うんです。全部捨て金だと思ってやれるのなら、それが一番いいかもしれません。

実際、楽器や機材というのは、手元でしばらく使ってみないと本当のところがわからなかったりしますし、そうやって使ってみることも経験だと思います。

機材の話に限らず、夢追うアーティストがたまにやってしまう例で、でかい会場を先に抑えてから集客を考え始めるライブの打ち方。

これどうなんでしょうかね。そうやって追い込んで成功するパターンももちろんあると思うんですが、そういう例を聞くたびにこの話を思い出します。

http://archive.fo/uLwGE

これとってもいい話でぜひ読んでもらいたいのですが、ウルフルズさんなどが所属するタイスケという事務所の森本社長のお話です。

後半、集客の見込みはないけど武道館を借りて借金してでもライブをやりたい、という若者を説得する場面があります。

これは結構極端な例で、金額も相当なので、まあ無茶だなあという気もしますが。

僕もそんな数千万の大金があったら、細く長くかけ続ける方が成功の確率は圧倒的に高いと思います。

だから僕もこの森本社長の言う通り、ライブなんて小さく初めて、本当にお客さんが入りきらなくなったら会場を大きくしていけばいいと思います。

お金があればチャレンジする時間が買える。

機材一つ数十万のものを手にいれてほんの少しいい音を出せるようになることと、その数十万で1ヶ月、2ヶ月生活のための仕事をせずに済むこと、どちらがあなたの可能性を広げるか??

そのことを十分に吟味した上で、お金は使うべきだと思います。

前回も紹介した竹原ピストルさんの曲の歌詞で、

金に困った時真っ先にギターを手にするのがプロフェッショナル
バイト雑誌を手にするのがアマチュア

という歌詞があります。

誰もがそこまで自分を追い込んでやるべきとも思わないし、そんなやり方が万人にとって正解かはわかりませんが、やっぱりそこまで他のあらゆることを捨ててでも夢にかけたい、という思いのある人は残ります。

僕の経験では、このブログによく書いている通り、そのくらい追い込んで貧乏生活をしていたフリーター時代より、社会人になってからの方がいろいろなゆとりができてうまくいくようになりました。

大切なのは、時間の使い方。いずれにしても生活のために最低限のお金を稼がなければいけないのなら、よりリスクや負担のないやり方で、より自分の人生にとってプラスになるやり方でやっていくのがいいと思います。

僕の場合は結果として、社会人で学んだビジネスの知識が今もスクールの運営などに役に立っているし、プロデュースなどでも世間を広くみる必要があるので、そんなスタイルが自分に合っていたのだと思います。

でも今考えると、あの時毎月必要な生活費なんてたかが知れてたんだから、路上で歌い続けるとか、やり方次第ではそれで食えただろうになあ、と思いますけどね。

やっぱりその時はそんな生活が見えなかった。踏み出す勇気もなかった。その後いろいろ経験して、ああ意外とやれるじゃんということがわかってきたんですよね。

そんな意味でも、とにかく最後はいつもいうことだけど

どんな風にでもやり続けること。

これに尽きますね。

極限までリスクを減らし、作品を作りつづける時間を確保し、少しでも世の中に知ってもらう機会を増やす。これを続けられたら、いつか必ず世界をひっくり返せる日がくると僕も信じています!!

 

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。
 
LIVEARTIST代表。
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