作曲の方法いろいろ。いいメロディをつくるためのヒント。


僕は作曲をするときに幾つかのやり方があって、最初にメロディが浮かんでそれにコードなどつけて肉付けしていくやり方と、コード進行やカラオケのトラックがあらかじめ決まっていて、その上に自由にメロディをつけていくやり方があります。

作曲=メロディ。いいメロディさえあればなんとかなる。

慣れると前者のメロディからコードを付ける作曲の方法が楽なんですが、洋楽のR&Bなどではコライト(Co-write)と言って、いろんな人が共同で作曲していく方法が普及していて、JPopでも案件によってはオケの上にメロディだけ付けるということがあります。

その場合、メロディをそのトラックにはめていく作業というのがまた果てしなく、一発でいいフレーズが浮かべばいいのですが、何百回もトライしてもなかなか巡り会えないこともあり・・何度やっても作曲というのは難しいものだなと思います。

しかし、そういう時こそ、視点を変えて、メロディを分析してみるチャンス。このコード進行に対して、このコードが変わるポイントでこう流れるとなんか気持ちいいな、とか、一つのアイデアに固執しすぎて次第に飽きてしまったら、全く別のやり方からヒントが見えたりとか、いろいろなやり方を試して宝探しをするしかありません。

そんな時のヒントをいくつか。

①メロディの入り口の音を変えてみる。

キーの音を考えたら、入り口の最初の音の可能性は7音あるわけです。その中でコードの構成音でない音、例えば入り口のコードがCだったら、C,E,G以外の音を使うとかなり刺激的な入りになります。そうすると、Dの音なら9thコード、FならSus4、Aなら6th、Bなら7thというふうにコードが変わるイメージになりますね。特にFはそのままだとEの音と半音でぶつかってしまうのでコードをSus4に変えないときついですね。

入り口の音を変えるとぐっと雰囲気が変わって新しいフレーズが浮かんでくるかも??

②リズムを変えてみる。

伸ばすフレーズ、小刻みなフレーズ、上がって下がる、下がって上がる、など、大まかな構成をいろいろと変えながらメロディを考え直してみると、違うアイデアが浮かんでくる可能性も。普通ここでこうならないだろ、というような急激な展開が斬新なアイデアを生むこともありえます。

③キーを変えてみる。

キーを4度とか5度変えてみると、歌える音域が変わるので新しいメロディが浮かんでくることがよくあります。サビで突然3度上に転調!!とかもJPOP作曲の常套手段ですね。

④歌詞の繰り返し部分などをいろいろ変えてみる。

歌詞の繰り返しはかなりメロディやリズムの印象を変えます。サビの入り口でなんらかの言葉の繰り返しなどはよくあるパターンですが、そのフレーズを変えたり、言葉を変えたりすることで印象はだいぶ変わるでしょう。

以上いろんなアイデアを考えてみましたが、メロディの可能性は無限大なので、やり方はきっとある!と信じて探し続けましょう。プロでもいいメロディを生み出すことは至難の技で、毎回ものすごい量考えているんですよ!その追求のレベルの違いがすなわち楽曲のレベルの違いではないかと思います。

そして、どうしても自分のメロディの癖から抜けられない時は、他の何らかの曲のメロディを違うコード進行でなぞったり、リズムの変わり目、メロディの上下の仕方を真似てみるのもいいかもしれませんね。

そうやってその場でいろいろ試しているととってつけたようになりがちですが、しばらくするとそのフレーズなりアイデアが消化されて、ふとピタッとはまるメロディが浮かんだりしますよ!

さらに、アイデア探しに困ったらこちらも参考にしてくださいね。

作曲ネタはこのサイトに山ほど転がってますよ。

さらに、LIVEARTISTのレッスンなら、あなたの現状に合わせたアドバイスもできますよ。自分のメロデイーにコードを付けたいんだけどどうしたらいいですか??というような実践は、やっぱりレッスンのほうが伝えやすいです。

LESSON

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博

2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ”Dear Bride”、”Esperanza”、”beloved”他多数作曲(共作)、AKB48″M.T.に捧ぐ”作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX”ダイジョーブ”作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。


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