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いつ本気になるのか??それだけが重要だ。

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Hiroshi Yoshida

2018-04-22

いろいろなノウハウや情報は溢れていて、どうにか最短距離で目的を達成したいと誰もが思うでしょう。そのためにいろいろなサービスを利用したりしたい。でも気がつけばどのサービスを利用するかということに悩んで時間が過ぎていく・・そんなことになる前に。

やってやれないことはない。

何かを成し遂げようと思ったら、簡単じゃない。簡単じゃないからこそ価値がある。そんな大前提はわかってるけど、早くそこにたどり着きたいからこそいろんなショートカットをしようとする。

でも結局そんなショートカットは難しかったりします。成功している人を見て来て、時間をかけて、重箱の隅をつつくような作業を繰り返して来た人の実力にはやっぱり追いつけないものがある。

例えば作品を作るための時間が1時間しかないとして、より良い作品を作れる人って単純に、今までたくさんの作品をつくってきて、あらゆる引き出しが体に染み付いていて、あっというまにそれなりのクオリティが出せる人。

ピカソの有名な話で、数分で描いた絵でも、これを描くまでには今までの自分の人生分の時間がかかっている、というのと同じ。

音楽でも全く同じで、何かのビックチャンスが来た時にそこで万全のパフォーマンスができるのは、そこにずっと備え続けて来た人だけ。ショートカットなんてないんですね。

企画の面白さ、コミュニティの作り方のうまさも大切だけど。

ネットメディアも進化して、いろんなPRの仕方があるけど、やっぱり本質は普遍的で、音楽の音楽としての感動、というのはいつまでも魅力がある。

PCで簡単に音楽が作れるかもしれないけど、その音の一つ一つを研ぎ澄ませたものしかやっぱり感動できなかったりする。それは圧倒的に、そこに作者の良いものにしたいという思いが詰まっているからかもしれないし

結局まだまだ、機械には音楽の何が人間にとって良いのかということまではわかっていない。

アイドルブームもひと段落した感のある昨今ですが、本当に多様な価値観で、多様な音楽の楽しみ方をそれぞれの人たちがする時代になるだろうけど

やっぱり普遍的に人の心を震わせる歌、音楽というのはあると僕は信じていて、どうやったらそこに到達できるのか?レッスンでもどうやったらそこにみんなを導いていけるのか?ということを考えつづけて行くつもりです。

道は険しい、正解は誰もわからないからひたすら行け。

正直、だれも正解がわからない芸術の道は、ひたすら宝探しのように探求し続けて、一生に何度か何か大きなものを掘り当てられたら素晴らしいというくらいの道。

僕も人並み以上にやってきた方ではあると思うけど、それでもまだまだ確信をもってこれをこうすればいい!と言えることはないですね。

ただ、だからこそ言えるのは、全身全霊で、自分の理想のためにありとあらゆることを考えて、ありとあらゆることにチャレンジし続けて、行動しつづけろ。ということが唯一の正解かなと思ってます。

それなりにやって、それなりの結果がでればいいや、というマインドでは何にもなれない場合も多い。もちろん例外もあるけど。

リスクを背負ってでも、覚悟を持って、本気でやっていれば必ず誰かが応援してくれると思います。なぜならみんな本当はそういう生き方に憧れているから。

本気の人を笑う人もいるかもしれない。でもそんな人もあなたが本気でやりつづければ顔色を変えるでしょう。僕もそんな経験を何度もしてきました。

問題は、いつ本気でやり始めるのか??それだけな気がしてます。