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行き詰まるということは、向上心があるということ。

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Hiroshi Yoshida

2015-12-22

画家の奈良美智さんがテレビでおっしゃっていた言葉。

“行き詰まるということは、向上心があるってこと。まだ自分の中に向上する余地があるってことだと思う”

この言葉に感銘を受けました。

行き詰まる=ネガティヴなことではなく、それをポジティヴにとらえて先に進もうとする。そうやって続けるとまた違う世界が見えるということでしょう。

まさに物事を続けるというのはそういうことだと思います。同じことを同じようにやるだけでは絶対にどこかで限界が来ます。

それは自分の中での飽きだったり、周りの評価も当たり前のものになってきてイマイチの反応になってきたり。

そんな時に、ある人はもう限界がきた、自分の才能はここまでだ、自分にはもう無理だと諦めてしまうかもしれません。

しかし絶対にそんなことはありません。また新しいインプットを増やしたり、興味を持てるやり方を見つけたり、他の人の作品に刺激を受けたりすることで、必ずまたモチベーションをみつけられます。

実際、新しいものを生み出し続けるクリエイターは、モチベーションを保つのが上手です。行き詰まったら息抜きをしたり、遊んだりしてまた新しい刺激を探すのです。どれだけ今取り組んでいることが嫌になったとしても、少し視点を変えてみて、今あなたが興味をもてる全く違うジャンルの何かからインスピレーションを得てやる気になるということはよくあることです。

あなたが本気で取り組んでいれば、自然にあなたの中にアンテナが立っていて、常にインスピレーションを探している状態になれるでしょう。行き詰まったら、視点を変える。そしてやり続ければ必ず突破口はありますよ。