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いいイメージを鮮烈に頭に刻むために、ライブを体験しに行こう。

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Hiroshi Yoshida

2015-11-11

昨今ではインターネットでいろいろな音楽が簡単に手に入るようになったので、いろいろ聞いているだけでも飽きないし、ずっと新しいものを探していたくなりますね。

まだ今ほど音楽の情報が簡単に手に入らなかった時代でも、レコードを延々漁ったり、家で鑑賞するだけで満足したりする音楽ファンもたくさんいて、それはそれで悪くはないのですが

もしあなたが歌を歌ったり、ステージに立ってパフォーマンスをしたいなら、ぜひ ライブの現場に行ってみましょう。

その理由をいくつか。

①情報量が違いすぎるので、鮮烈に記憶に残る。

そこの会場にたどり着くところから、会場の空気、ファンの人たちの感じ、本人の立ち振る舞いまで、生は情報量が桁違いです。特に若い頃に見に行って感動したライブなどは一生覚えているもので、音楽性にも強い影響を与えます。

友達のライブとかでも、もっと俺ならこうするな、とか、映像ではわからないことがどんどん浮かんでくるでしょう。それだけ現場では五感も脳みそもフル回転するんですね。僕は結構引きこもって家でいろいろしがちだったので、もっと若い頃にいろんなライブを見に行っていれば音楽性も変わっただろうなと思います。

②いろんな人との出会いがある。同じ空間を共有できた一体感はかけがえのないもの。

海外に旅行にいくと日本人に会うだけでとても親近感が湧いたりしますが、同じライブに行っていた、ということもすごく親近感が湧いたりします。知らない人と隣り合って、お話するということは日本ではあまりないかもしれませんが、小さな友達のライブとかだと、友達の友達を紹介してもらえたり、いろんな出会いがあるでしょう。結局音楽活動を続けていく上ではつながりが全てです。みんなといろんな話をして、刺激を交換しあいましょう。

③自分がそこに立っているというイメージがしやすくなる。

やっぱり現場にいると、自分が代わりにメインに立っていたらどうだろうということがイメージしやすくなります。僕も大きな会場のライブをほとんど見たことがなかったのですが、プロのステージに立って初めて、それまでは夢の世界でしかなかったステージが現実的に見えるようになりました。

リアルにイメージする、ということは、自分をそこに近づけていく上で本当に大事なことなので、なるべく現実の体験を積み重ねていきましょう。