GLAYの楽曲、結婚式で無償化に思うこと。


GLAYさんが結婚式での楽曲使用料の一部(著作隣接権)を無償化したという話題。今年最初の音楽教室での使用の問題など、最近は著作権まわりが騒がしいですね。僕もいろいろと勉強をしていますが、これは本当に難しい問題だと思います。

著作権の無償化争いが始まる?

これまで、結婚式ではメジャーな楽曲を映像の中で使ったりするのが面倒だったようですが、調べたらこんなサービスもあったんですね

ブライダルで簡単に適法利用できるISUM(アイサム)対象楽曲”いい夫婦の日”に1万曲達成! サザンオールスターズや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEも追加

著作権使用料について手数料を払うことは納得しているが、手続きが面倒(手間コスト)だからやらないというケースはかなり多い気がしていて、そういう部分ははやくテクノロジーによって解決されないかなあと思っているのですが

今回のGLAYさんの例がどういう意図なのかわかりませんが、無償化戦略でユーザーに少しでも自分たちの楽曲を使ってもらって広めようという意図が少しでもあるとしたら、少なくともこれから売れたい!というアーティストは真似しない方がいいような気がします。

え、こんな有名な人の楽曲が無料なのに無名の人が有料でもいいの?と思うかもしれませんが

すでに価値あるとされているものが無料になるから意味があるのであって、無名の音楽はそもそも無料でも使われない可能性の方が高い。

ちょっといい感じの無名アーティストがいたとしても、無料にしたから広まる、ということは決してなくて、無名だからこそきっちり価値があるんだぞということを証明するだけのパフォーマンスを用意して、お金を払ってもみたいと思わせるものにする必要がある、と僕の経験からも思います。

これが例えば、新規オープンのパン屋さんで、パン一個無料です!というセールなら意味はあるんです。それはわかりますよね?パンならよっぽどまずいものでなければ、空腹を満たせるという確かな価値がある。それで一食分浮くかもしれませんね。

でも音楽の場合は残念ながら、いい音楽で、かつ自分の好みに合うものでなければ雑音でしかないという現実があります。だから、価格で勝負するのはしっかりとした社会的な価値を認められてからなんですよね。

僕も過去に自分の楽曲の音源を無償でプレゼントみたいなことをやったこともありますが、全く効果的ではなかったです。だからむしろまだ駆け出しの頃なら普通の値段を取れるくらいのパフォーマンスを磨くことに専念して、その値段を払っても応援してくれるファンを探した方がいい気がします。

でもライブについては、メジャーアーティストが大きな会場でセットもいろいろ組んでやる8千円前後のライブと同じものを提供するというのは難しいかもしれません。普通のライブハウス的なところのライブといえば、お客さんが一人2、3千円払ってくれるくらいの感じですかね。そのくらいの価値があるパフォーマンスというのを、自分なりに追求して形にできれば、きっと本気で応援してくれる人も現れると思いますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。