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夢中なら、無敵モード。

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Hiroshi Yoshida

2015-11-13

何かに夢中になって、時間さえ忘れてた、という経験を誰もがしたことがあると思います。

そんなとき、人は最も自分の能力を発揮できている、最強モードになっているんだと思います。

人は興味のあることを最も効率よく吸収できるといいますが、いやいややらされている状態よりも、何かにハマってしまっている状態のほうが学習が早いのは当たり前ですね。

僕も何かの歌をうまく歌いこなしたい!と思ったり、もっとここの部分をいい感じに歌いたい!と熱中してしまって、気がついたらずっと練習してしまっていた、ということはよくあります。

結局、人は試行錯誤の繰り返しでしか成長できません。やりたい、けどできない、また挑戦、失敗、でもやりたい・・その繰り返しで少しずつ成長するんですね。

それをものすごい勢いで繰り返している状況こそ、夢中になっているという状況ではないでしょうか?

そこで大事なのは、同じことの繰り返しでは、夢中にはなれないというところです。

一つクリアしたらまた次、次といけるから熱中できるのであって、すでにクリアできた全く同じ課題に取り組むのはなんだかつまらないと感じてしまうものです。

ただ、例えば基礎練習として同じスケールの上がり下がりをやるとして、

なんだこれ毎日やってるしつまんないな・・

というのは違います。同じ練習を通して、今日はもっと楽に歌えるようにとか、もっと遠くに飛ばせるようにとか、チャレンジする要素を入れることで、どんな単調な練習でもやりがいあるものになるし、新しい可能性を発見できますよ。