CDがもはやライブ手売りグッズでしかない3つの理由。

CDが売れないと言われて久しいですが、理由はもちろんインターネットで音楽が聴けてしまう環境が整ったということもあるけれど、もっと本質的な面でのCDというメディアを知ればより深い理由がわかるはず。

1.実は記憶が永遠じゃないらしい。

CDもDVDも半永久的だったはずなのに | VICE JAPAN

これを考えるきっかけになったのがこちらの記事。CDを新品でも長期保存していただけで、劣化が進んでデータがなくなってしまった例が多発しているとか。

やっぱりテクノロジーってのは時の洗礼を受けないと本当の価値がわからないですね。新しいものが出た時は、永久に性能が変わらない!なんていう売り文句でも、結局永遠なんてないのかもしれません。

改めて、情報を保存しておくためにはやっぱり必要な情報を定期的に新しいメディアにバックアップし続けるしかないんでしょうね。

デジタル、アナログの議論は僕も大好きな領域ですが、もちろんこのような物理的な劣化はどちらでも避けられない。でもやっぱりアナログの方が無限の情報が含まれて居て、未来に残った時にあらゆる情報をそこから読み取れるのではないかな?と密かに思って居ます。

2.ハイレゾの再生ができない。

CDは未だに、音を記憶する精度が低い。サンプリングレートが44.1khz、レンジが16bitというのは、映像の世界での世界基準の48khzより低いし、PCであれば普通にそれ以上の精度で再生できる環境があります。

YOUTUBEなんかだとCDより悪い音質で配信されているので、もはや世界中の人にとってサンプリングレートとかどうでもいいのかもしれませんが・・w

せっかく物理メディアに記憶するんだから、ネットで配信するより圧倒的に音がいい!とかないとありがたみがないですよね。ブルーレイなどでは高音質のもの、いわゆるハイレゾ音源があったりしますが、一部のマニアにしか受け入れられてないのが現実。

3.もはやコンパクトではない。

CD=コンパクトディスクの略称なわけですが、もはやiphoneよりでかい。数十分の音楽を記録しているだけのメディアにそれだけの場所を取られるのはもう割りに合わないんでしょうか。

しかし、ここまで散々CDが時代遅れ的なことを書いておいてなんですが、やっぱりライブでの手売りグッズとしては相変わらず優れていると思うんです。

サイズ感は大きすぎず、アーティストが小さなライブで売り切れるくらいの量を持ち運びしやすい。そして結局CDはサイン色紙としての役割が大きいけど、小さすぎず程よいサイズ。

CDRなど手作りもしやすくて、なくなっても追加もしやすい。

ライブを見てアーティストを気に入ってグッズ売り場に行ったとしてもTシャツとかいらないっていう人多いですよね。CDって値段も2,3千円で、このアーティストを応援したい!という気持ちを表現するのに丁度いい値段な気がする(もちろん人それぞれですがw)。

買ってくれたファンの方にサインして、コミュニケーションして、という一連の体験も、”サイン、握手券は2000円になります”というふうには販売しにくいし。

そして圧倒的に普及していて、まだまだ誰の家でも聞ける環境があるし、特に今の30代半ばより上の世代はCDを青春時代にドキドキしながら帰って聞いて居た世代なので、相変わらずCDを買うことの特別感がある。

その辺の世代は若者よりお金を持っているのでw結構ライブで購入してくれる。

とまあ、ライブのグッズとしては優れている部分しかない、という結論に至りました。

もちろん、これからCDに変わるそういうメディアが出てくるのも期待してるし、何か考えていきたいけど。

というわけで、各所で散々な扱いを受けているCDというメディアですが、あくまでアーティスト応援グッズとして、みなさまもうしばらくおつきあいいただけますようよろしくお願いいたします。




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ABOUTこの記事をかいた人

2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ”Dear Bride”、”Esperanza”、”beloved”他多数作曲(共作)、AKB48″M.T.に捧ぐ”作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX”ダイジョーブ”作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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