「ボーカル」カテゴリーアーカイブ

ライブの主役はあなたではなく、そこにいる全員。

コーラスサポートの仕事で数千人規模のライブ会場などで歌わせていただく機会もあるのですが、そういう時に痛感すること。

そのイベントにものすごく多くの人たちが関わっていて、出演者でさえほんのちっぽけな存在なんだなということ。

自分、自分という意識で考えてしまうと、失敗や自分がどう見られるかということばかり気になって小さくまとまったパフォーマンスに収まってしまいがちかもしれませんが

自分はこのたくさんの人たちの中で大切な役割を担っているんだ、という意識をもってみると視点が変わって力が湧いてきたりします。

ライブをやる以上、あなたのパフォーマンスは、あなたのためだけにあるものではないのです。

あなただけがかっこよく見えればいいライブではありません。どれだけ盛り上げて、全体が一つになれたか、それでライブの良し悪しは決まると思います。

その場のノリ、空気みたいなものは練習では決してつかめません。現場をたくさん経て、冷静に状況をみながらでもパフォーマンスができるようになります。その辺の勘どころを鍛えていくには、ライブを繰り返していくしかありませんね。MCなんかもとっても重要な要素になります。

自分、自分という意識だけだと、細かいところが気になって固くなってしまうかも知れませんが、あくまで自分は全体の一部、そこにいるみんなのその時間を良いものにしたい、そういう意識でもって臨めば、緊張も少しは和らぐのではないでしょうか?

歌をうまく歌う、良い曲を作る、そういったことも大きな要素ですが、それ以上にライブで人を巻き込んでいく力があれば、自然とまたお客さんはリピートしてくれます。それって音楽のちから+人間力の要素も大きいんですよね。

フロントで歌うボーカリストなら、その場を自信もって進めていく、空気を読んで次の展開を作っていくある種のリーダーシップが必要だったりもします。そういう意味でも、普段から人間力も高めていきたいですね。

日本人にとって”うた”は言葉。だから歌詞を大切に。

特に洋楽好きなシンガーに多いですが

うまく歌うこと(もしくはうまいと思わせること)が

第一の価値観になってしまって

やたらフェイクをしたがったり、やたら高音を出したがったり、

する人いますよね。

 

ちょっと勿体無いなーと思うのは

そういう人の歌は

歌詞が聞こえてこないんです。

それはそれでハマっていて、かっこいい人もいるし、

すこぶる完成度高ければ文句ないんですが

ここで言いたいのは

日本人は世界的にみても珍しいくらい歌詞を聴いている。

ということを知っておいて欲しいのです。

 

例えばこんな見解もあります。
秋の虫の声が心地いいのは日本人だけ?音と脳の働きについて

僕も長年音楽をやってきて、いろいろなジャンルの音楽文化に触れてきましたが、日本人の音楽の捉え方は、右脳的、肉体的、直感的というより、左脳的に情報としてその意味合いを理解してから受け入れるという感じがします。

 

日本人にとっては”わかる”、”共感できる”ということがとても重要なのです。

 

昨今の歌うまブームとか洋楽的な音楽の日本での広がりを見ていると、若い世代の音楽の聴き方は少しづつ変わってきているのかな?と思う部分もあるのですが、

やはり最近の若いアーティストでも、歌詞の内容を重視している傾向があるので若い世代にも日本人的な音楽の捉え方は引き継がれていっているなと感じます。

 

特に、歌がうまくなりたい!と必死になって練習してる人に。

うまくなることも大事ですが、

シンプルに言葉をただ伝える、という意識は

日本ではとても大切です。

 

その意識で新しい一曲を作ってみてはいかがでしょうか?

全ては自分を信じるために。声の大きさは◯◯の大きさ?!

求愛の為になく鳥もいるように、

歌は心を丸裸にして、外の世界に放出するもの。

 

ボイストレーニング云々の前に、まず大事な意識として

声はあなたの意識そのもの

ということ。

 

あなたの周りにやたら声の大きな人はいますか?

逆に声が小さくて聞き取れないような人はいますか?

 

その人たちを思い浮かべてみると、

共通する法則がありませんか?

 

それは

 

自信が大きい人ほど、

声が大きいということ。

 

もちろん声の大きさが全てではありません。

 

しかし、例えば

声の大きい人の方が意見が通りやすい。

声の大きい人の周りに人が集まりやすい。

みたいなことって、よくありますよね??

 

歌においても、実は結構大事なことで、

音楽的な点でいうと、まず

聞こえやすい=通りやすい=伝わりやすい。

 

マイクがあるからいいじゃん?と思う人もいるでしょう。

確かにかなりの割合でマイクでなんとかなります。

それでも声は大きい方が絶対に有利です。

 

なぜなら、マイクというのはあなたの声だけでなく

常に周りの音も一緒に拾っています。

 

そうすると、あなたの声が小さくなればなる程、マイクに入る周りのノイズまで一緒に音量を上げざるを得なくなります。

そうして次第に、自分の声が出ているスピーカーからの音を拾って増幅してしまい

あなたの声→マイク→増幅→スピーカー→マイク→増幅→スピーカー・・・無限ループ

という状態になりますね。これがいわゆるハウリングです。

 

特にバンドをバックに歌う時、ドラムの音はかなり大きいので、

結構な割合であなたのマイクにも入ってしまいます。

そういう環境ではハウリングが起きやすくなるのです。

 

ライブの現場で、声量のないビギナーのシンガーがPAさんに

もっと上げて!!と言っているのを見ると

ああPAさんがかわいそう・・といつも思うのですが

 

PAさんは接客業なので

その声量じゃ物理的に無理なんでもっと声張ってくださーい!

とは言えないのです。

 

レコーディングでは主にヘッドホンでモニタリングするので、ハウリングすることはあまりないですが、あなたの声の音量と周りや機材自体の発するノイズのレベルの差によって、最終的な音質に影響が出ます。

歌っているときにはわからなくても、レコーディングされた音は最終的にものすごく圧縮されて世に出る場合が多いので、そうなった時にノイズとして出てくるのです。

よく、日本と海外のレコーディング音源の音質の差が言われる時に、僕は単純に海外のシンガーは総じて日本人のシンガーより声量があるので、その点が音の太さや明瞭さにつながっている部分も多いのでは??と思っています。

 

とはいえ、

無理に声を張ろうとするような発声は不自然ですし、

多分喉を痛めるでしょう。

 

ボイストレーニングを通じて、自然に無理なく

あなたらしさを変えることなく、声量UPできたらベストですね。

ピアノ弾き語りの初心者へおすすめ。KeyCの定番。

ギターメインで弾き語りしているみなさんも、たまにピアノで弾き語りをしてみると世界が広がるはず。

ギターにくらべてアタックの出しにくいピアノではギターほどリズムを出しにくいですが、サスティンの長い音はそれだけで感動的。オンコードなど多様したカラフルなコードワークも自由自在。定番のパターンでバラードなどやれば絶対により感動的なものになります。

そこで初心者がまずチャレンジしてみたい弾き語り名曲集。

①LET IT BE

後期ビートルズ不朽の名曲。ポールマッカートニーの来日で再度盛り上がっている日本のビートルズ熱ですが、この機会に便乗して練習してみては??ちなみに僕も中学くらいのころに家のピアノでこれを練習したのがたぶん初めての曲。このバラード定番パターンもいろんなところで絶対使えます。

②AI STORY

女子ならこれはおすすめ。キーがCから最後Dに転調なので、そんなに難しくないかな??歌のキーも高くないし、みんなが知っている曲かつ友達がテーマの曲なので結婚式とかいろんな場所使えること間違い無し。

 

とかいかがでししょうか?

ピアノは作曲の勉強する上でもとても完成された楽器なので

音楽を志すならやっておいて損はない楽器です。

ぜひチャレンジ!

高い声で歌う方法。

だれもが憧れる高い声。

最近のJPOPでもやはり高い声を自由自在に操れるシンガーがもてはやされている感じはしますよね。

出ないよりは、出るに越したことはない高い声。

いろんな練習方法がありますが、いわゆるミックスボイスを見つけるための代表的な練習方法としてはこういう方法もおすすめ。

上のエクササイズは次の動画にでてくるSeth Riggsというアメリカを代表するボイストレーナーのSLSメソッドに近いのか?

男性なら大体ミとかミのシャープくらい、

女性ならラとかラのシャープくらいから

だんだん地声がきつくなってきませんか??

 

一人で練習していても、

なかなか感覚がつかめない人はまずレッスンへ!

 

ミックスボイスってそもそも必要ですかね??

歌を真剣に学ぼうと思ったあなたが最初にぶつかる壁が

ミックスボイスではないだろうか?

巷にはいろいろな教則本もあり、いろいろな言葉だけが先行して

最初に思うこと、それは

結局ミックスボイスってなに??

それって絶対必要なの??

 

ということではないだろうか。

地声と裏声が混ざった音!!とか説明を受けてもわからなくて当然。(僕はミドルボイス=ミックスボイスとして話しますね。)

自転車の乗り方をどれだけ言葉で教わってもわからないのと同じで、こればっかりは自分でつかんでもらうしかない。

そもそも、広い音域を楽に自由に歌えるようにするためのテクニックなので、これらのポイントがクリアできていればミックスだろうがファルセットだろうが地声だろうが定義としてはなんでもいい。

でもファルセットなら、サビの一番盛り上がる部分で力が弱くなってしまうだろうし、地声をひっぱってしまったら声帯の周りの筋肉に負担がかかりすぎて最後まで歌えなかったり、喉を締めた状態で張り上げて、がなってしまったりするだろうと思う。

つまり、歌っている本人もあんまり気持ち良く歌えないし、聞いている方もあまりいい歌だと思えない。

で、そもそも論に戻ると、歌を練習していく上で常に見失ってはいけないのは技術は目的を達成するためにあるってこと。

あなたの目的はいい歌をうたうこと。高いキーの歌が必ずしもいい歌とはかぎらない。そもそも、キーを下げることで解決することもあるし、高いキーで歌わなきゃいけない!なんてことは一ミリもない。

地声の音域だけで歌う、もしくは地声を引っ張って高音を出すスタイルで成功している歌手もたくさんいます。

だからあんまりそこにばっかり

こだわらないでもいいんです。

 

でもね、

もしミックスボイスが自由自在につかえるようになったら、憧れたあの人のあの曲が歌えるようになる可能性があるわけで・・・そう考えると、あなたなりの表現の可能性を広げる意味でトライしてみる価値はあるのではないでしょうか??

時間をかけて少しづつ練習していきましょう!