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アーティストは交渉が苦手。だから強くなろう。

とかく日本人は交渉が苦手と言われますが、特に金銭面のデリケートな部分で、自分の主張を強くいうことが苦手な人は多いはず。僕もそれでいろいろと苦労はしてきました。

悲しいかな、ビジネスの世界では、黙っていても自分の良いようにしてくれる人はよほど神様みたいな人だと思った方が良いと思います。Win-Winできちんと考えてくれるパートナーと組めればいいですが、こちらの無知につけ込んで払うべきものを払わないとか、弱い立場の人間を安く使おうという発想の人は多くいます。

正直まだ駆け出しの頃はそれでもいろいろ経験させてもらえるので、黙ってやっていた方がいいこともあります。僕も自分が仕事を受ける側としても、誰かに頼む側としても、不満を抱えたままやりつづけていろんな壁にぶつかったり、人に迷惑をかけてしまったり、それでいろんな経験をさせてもらえて今があるので、すべて感謝しています。

ただ、これも経験でしかないかもしれませんが、人を見て、実績があって信頼できる人ならノーギャラでも仕事を引き受ける、なんだかよく分からない人の話には乗らないという、人を見極める嗅覚は身につけておいた方がいいと思います。

誠実な人なら、あなたがどんな立場でも、仕事として頼むなら必ず最初にギャラのことを言ってきます。

”今はギャラは交通費しか払えないけど、こういう思いでやっていて将来的にはこうなるかもしれないからやってみない?”

こういう話で、乗ってみたけど将来的に何にもならなかった・・というケースもたくさんあるんですが、最初にそうやって条件を提示してくれる時点で信頼できる人だと僕は思います。そしてそういうことなら、あなたも協力してプロジェクトが成功するように積極的に意見もするべきでしょう。

実際、僕が人に仕事を頼む時にも、若い頃はあやふやなまま始めてしまって後々いろいろこじれて気持ち悪く終わる、という失敗がいくつかあったので、お金に関することだけは絶対に気をつけるようにしています。

みんなが若くてお金のこととかあまり考えてないようなノリで始めるならいいと思いますが、お金の問題を曖昧にするような大人は少し疑ってかかったほうが身のためかもしれません。

そういった局面でも自分の価値を信じてはっきりと自分の主張を言えるようになりたいですね。

アーティストになるか?裏方のプロデューサーになるか??

アーティストとして、自分が表に出てパフォーマンスをする側になるのか、それとも裏方として、プロデューサーになるのか。このサイトをみてくれている人はアーティスト志向が多いのだろうと思います。将来どうしても音楽で食べていきたい!プロになりたい!という強い意志を持っているあなたに、それぞれの違いのお話。

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メジャーデビューしたいなら、なるべく若いうちに動き出せ。

メジャーの音楽プロデュースなどに関わって感じることがいろいろあります。昨今のアイドルブームなどを見ていてもわかると思いますが、デビューを目指すなら、やっぱり若い方が有利。

僕は個人的には若いころはメジャーなんて興味ねえ!!俺は俺の音楽を追求するだけだ!!みたいな考え方だったのでオーディションを受けたり全くしたことがなかったんですが、今になって考えると、それも並行してやればよかったなと思うこともあります。

もしデビューを少しでも考えているなら、一番若い”今”からすぐ行動し始めた方がいいですよというお話。

①アーティストとしての方向性を決める可能性が増える。

メジャーのレコード会社や大手芸能事務所といえど、こういう方向性で売れば必ず売れるというノウハウを持っているわけではありません。毎回毎回試行錯誤の連続で、何がヒットするかわからない状況で各社しのぎを削っているわけです。そんな状況ですので、やっぱり若い方が柔軟さがあったり、時間を費やすことができたり、いろいろな可能性があるので、若い方が好まれてしまうのは仕方がないのかなと思います。

②歳をとって経験があると、かなりの完成度を求められる。

実力派のシンガーソングライターやインディーでずっと活躍してきたバンドなどは30代からのデビューなどもよくありますが、そういう人は相当なレベルの完成度のパフォーマンスができる人だけです。自分でセルフプロデュース能力もあって自己管理ができる人なら時間をかけて自分を磨き、チャンスが来た時にメジャーに挑戦するというスタンスもありだと思いますが、数としては少ないと思います。

③若い方がフレッシュで、異性にも好まれやすい。

人それぞれの好みだろという意見もあると思いますが、やっぱり若い方が外見もフレッシュで多くの人に魅力的に見られる場合が多いのではないでしょうか??

④もし失敗してもその後の人生のつぶしがきく。

ある程度の年齢までいってしまうと、そこから就職などがどんどん難しくなってしまいます。何歳までにプロになれなかったらやめるとか、一回就職するとか、そういう期限を自分の中で決めてから一生懸命取り組むのもいいと思います。

ちなみに僕はフリーターから一度就職しましたが、そこで社会人として学んだことは計り知れないし、フリーターで時間を切り売りしてるよりはるかに有意義に過ごせた気がします。たまたま残業を強要されるような会社じゃなかったので音楽活動も両立できて、いい環境に恵まれたと思います。フリーターの人は就職もおすすめしますよ。

デビューすることの意味、それは世間にいろんな形であなたをプロモーションしてもらえること。お金をかけてプロモーションしてもらえるということは本当に貴重なことです。

そのことについてもまた書きますね。

あなたにお金を払うだけの”魅力”がありさえすれば。

“プロ”の定義って人それぞれいろいろあると思いますが、 僕の捉え方では”それで生活できるだけのお金をもらっているかどうか”ではないかと思います。

音楽でお金を稼ぐためにはいろんな方法があって、一番一般的にイメージされるのはメジャーデビューして売れっ子アーティストになることだったりするでしょう。

例えば僕の場合はそういうアーティストの裏方でコーラスをしたり作詞作曲をしたりすることも仕事になっているわけですが、結局そういう仕事でも自分を選んでもらうために必要なのは、

実力よりもむしろ”魅力”なんです。

 

正確に演奏できる、というようなことはプロの世界では当たり前の最低基準。 それに加えて何かしらの、あなたなりのプレイの魅力、そして人間としての魅力がなければ、人と人とのつながりがすべての世界であなたと仕事をしたい!と思ってもらえません。

上手い人ってたくさんいるんです。でも、必ずしもそれが直接お金と結びついてないと人もたくさんいるのも事実。得てしてそういう人は、なにが自分の魅力なのかということがうまく外の世界に伝わっていないような気がします。

どんな世界でも同じですが、あなたの提供するものを価値あると感じて、そこにお金を払ってもいいという人がいて仕事は成り立ちます。だから、自分の魅力を磨き続け、それを感じてくれる人たちと出会うために行動すること。それが仕事につながる第一歩です。

もちろん、”実力”を磨くことは長期的にみてとても価値ある”魅力”になるので、ずっと続けていかなきゃいけないですね。