作詞作曲

だれでもできるJPOP作曲のコツ。二つの超実践的なコード進行

作曲というと

音楽理論勉強しなきゃ・・

才能がないとできないんでしょ・・

とか思って知り込んでしまうあなた。

そんなことはありません。

ここでも書いたように、いろいろなやり方があるのでとにかく試行錯誤の繰り返しでなんとなく感じがつかめてくるようになります。

今回は実践的な情報として、こんなコード進行でとりあえずチャレンジしてみたら??というJPOPの定石パターンを2つ紹介。

①カノン進行

C-G-Am-Em-F-C-F-G

②JPOP王道進行

F-G-Em-Am(FM7-G7-Em7-Am7)

この二つは本当に多くの曲があるし、僕もいまだによく使う進行です。この二つの進行をいろいろキーを変えて弾きながら、いろんなフレーズを歌ってみたらきっと何かいい感じのメロディーがはまる瞬間があるでしょう。

とりあえずこの二つでサビになりそうないいメロディーが浮かんだらなんとなく歌詞の雰囲気を考えつつ、後からA,Bメロを考える、というやり方で僕もたくさん曲をつくりました。

日本人なら誰もがポップに聞こえる進行だと思うのでここからチャレンジしてみては??

もっと高度な作曲方法についてはレッスンで!!

歌を作曲する3つ段階的な方法。音楽理論って必要??

歌をつくるための方法は大体以下の3つ。

①誰かに、浮かんだメロディの伴奏をつけてもらう。

これが一番簡単だけど、伴奏をつけてくれる人を探すのが難しい場合も。プロでもシンガーの人が伴奏のできる人と一緒に曲を作って、作曲者は本人だけになっているパターンはよくあります。

②すでにコードのついているトラックにメロディを乗せる。

R&Bなどで主流のやり方ですが、JPOPでもダンス系などではよくあるやり方です。海外の作家のトラックの上に日本人でもわかりやすいようなメロディを乗せなおすというのは、昨今のEDM系のJPOPの楽曲でもよくある話ですね。

世界のPOPシーンではそれぞれの得意分野のプロが数人集まって一緒に曲をつくるCo-writeというのが主流になっていて、作曲者のクレジットにたくさんの人の名前が載っている楽曲も多いです。

しかし、日本では古典的な歌謡曲メロディの文化が根強く残っているので、コード進行もループしてるだけのものより、展開をつくった方が分かりやすいので、歌謡曲的なJPOPのメロディをつくるなら、共作はあまり向かないのでは??と思います。

③自分でコードもつけて、アレンジもある程度見えるまでつくる。

これができれば大体のことには対応できます。簡単なコード譜面を書いて、バンドメンバーに伝えられたらアレンジもできるし、いろんな世界が広がると思います。

何より頭の中で鳴っているコードを具体的に指示できれば、自分が歌っていても違和感なく歌えるでしょう。コードがわからないで人まかせにしていると、ここなんかちょっと違うんだよな・・でもどう違うか伝えられないからどうしようかな・・みたいなことになります。

歌をつくるのに、理論ってどこまで必要???

 

①、②の作り方なら、特に理論は知らなくても大丈夫です。特にシンガーに多いですが、センスと感覚だけでメロディをつくっている人は多いです。また、シンガーでなくても鼻歌でメロディだけ作って作曲家として活動している人もいます。

ただ、やっぱり完成させるまでに人の手を借りないといけないのでいろいろな制約は生まれると思います。誰かと共作するのがいいのか、自分で完結させるのがいいのかは、時と場合によると思いますが、どちらもできたらベストですね。

そうすると③のレベルまで達したいとなるんですが、そうなるとある程度の音楽理論を習得した方が結果として上達が早くなると思います。

難しい理屈は嫌いだーという人は、とりあえずキーの概念だけわかるようにしましょう。あとはいろいろな曲をコピーして慣用句としていろいろなコード進行をひたすら覚えるだけでもいいし、実際そういう実践的な感覚の方が理論より大事です。

理論を完璧にマスターしているよりは、好きな曲とコード進行をたくさん暗記している方が実践的な感覚が身につくと思います。あとはキーを自在に変えられればいいだけですからね。

僕がよくやったのは、このサイトなどを参考にして、知っている曲の進行なども一回メジャーならCのキー、マイナーならAmのキーに置き換えて弾いてみる。とかですかね。キーの中でそのコードがなんの役割か、ということがわかればオッケーです。

その辺りのキーの話などはまたおいおい書いていきたいと思います!

個性とは出すものではなく、溢れ出るもの。

星の数ほどのアーティストが世に出ては消えていく時代。

インターネットの普及で誰でも情報発信ができるようになって、飛び抜けた何かがないと埋もれてしまうというのも事実。

だからと言って、差別化、個性、話題性、キャラ作りばっかりに偏ってしまうと、本質を見失ってしまうよ、という話。

元LINEのCEO森川氏の”シンプルに考える”という本にも

『差別化は狙わない』

という一文があって、共感したのですが
音楽をやる上でも、

見ている人は、あなたの個性を見たいわけではなく、ただ感動したいだけで、あくまで大事なのは中身。

 

個性はとっかかりのキャッチにはなるかもしれないけど
極端な話、目の前でプレイされている音楽が誰かの有名な曲の完全なコピーであっても、それが本当に心から素晴らしいものであればリスナーは感動して涙するでしょう。

実際、一部のクラシックや伝統音楽などの世界では、数百年前に演奏された音楽をなるべくそのまま再現しようとしている人もいますが、長く愛され続けています。

目新しいことをやっているけど音楽が始まると演奏が聞くに堪えないとか、ビジュアルはインパクト大だけど曲がつまらないとか、そういう人たちは結局ファンが付いてきません。

音楽を長くやっていく以上、

あくまで大事なのはスタイルではなく

音楽としての良さ。

 

特に、あなたの歌のスタイルを確立していく上で
覚えていて欲しいのは

 

徹底的に誰かの真似をしても、100%その誰かにはならないから
安心して真似してください。

ということ。

いろんな人のいろんなスタイルを徹底的に真似して自分の技術の幅をひろげていく中で、自分だけのスタイルは自然に確立されていきます。

真似して真似して真似しても

誰の色にも染まらないで残っている部分こそが

あなたから自然に滲みでている個性。

 

それこそあなたが自信を持つべきあなただけのスタイルであり、表現なのです。

いやいやとはいえ、現実として世に出るためには、戦略的に売りを立てる必要もあるよねっていう話はこちらで。
某メジャーレーベルの新人発掘担当者の本音を聞いてみた。 – LIVEARTIST

日本人にとって”うた”は言葉。だから歌詞を大切に。

特に洋楽好きなシンガーに多いですが

うまく歌うこと(もしくはうまいと思わせること)が

第一の価値観になってしまって

やたらフェイクをしたがったり、やたら高音を出したがったり、

する人いますよね。

 

ちょっと勿体無いなーと思うのは

そういう人の歌は

歌詞が聞こえてこないんです。

それはそれでハマっていて、かっこいい人もいるし、

すこぶる完成度高ければ文句ないんですが

ここで言いたいのは

日本人は世界的にみても珍しいくらい歌詞を聴いている。

ということを知っておいて欲しいのです。

 

例えばこんな見解もあります。
秋の虫の声が心地いいのは日本人だけ?音と脳の働きについて

僕も長年音楽をやってきて、いろいろなジャンルの音楽文化に触れてきましたが、日本人の音楽の捉え方は、右脳的、肉体的、直感的というより、左脳的に情報としてその意味合いを理解してから受け入れるという感じがします。

 

日本人にとっては”わかる”、”共感できる”ということがとても重要なのです。

 

昨今の歌うまブームとか洋楽的な音楽の日本での広がりを見ていると、若い世代の音楽の聴き方は少しづつ変わってきているのかな?と思う部分もあるのですが、

やはり最近の若いアーティストでも、歌詞の内容を重視している傾向があるので若い世代にも日本人的な音楽の捉え方は引き継がれていっているなと感じます。

 

特に、歌がうまくなりたい!と必死になって練習してる人に。

うまくなることも大事ですが、

シンプルに言葉をただ伝える、という意識は

日本ではとても大切です。

 

その意識で新しい一曲を作ってみてはいかがでしょうか?

テクノロジーがライブを殺すのか??

テクノロジーの発達が新しい音楽を生み出す、という流れは今に始まったことではなく、新しい楽器が新しい音楽を生み出してきた歴史は古くから続いていますが

ただ昨今のデジタル技術は、一度音をバラバラにして再構築し、それまでの歴史からは考えられなかったような自由な音の加工を可能にするという意味で、これまでの技術とは根本的に異なっています。

音のデジタル化について

 

 

 

CDが普及してからというもの、私たちが普段耳にする音源はほぼデジタルの音源に変わり、レコーディング技術はデジタルでなければもはや成り立たないレベルにまでなっていますが、

ライブのPAではアナログのミキサーが使われているケースもまだまだ多かったのが、ここにきてコンパクトなデジタルPA卓などが増え、どんどんライブの現場もデジタル化しつつあります。

僕は昔DJをやっていたので、アナログレコードをよく聴いていたのですが、アナログとデジタルの違いとして、いろんな人がいろんな表現をするのですが、僕の感覚としては

アナログの音はそこにある感じがする。

ってこと。

キースジャレットがアコースティックのピアノとエレクトリックピアノを比較して

”エレクトリックピアノではどうしても重力を表現できない”

と言ったインタビューを見たことがあるのですが、そういう感覚も近いなと思います。

ここでいわれているエレクトリックピアノはフェンダーローズなのでアナログなんですが、それでもアコースティックに比べると確かに”そこにある音”とは遠くなってしまうということでしょうか。

デジタルの恩恵も普段から十分に享受している身として、決してアナログ至上主義というわけではないのですが、ライブの現場だけは最後の砦として、なるべくダイレクトに裸のままの音を共有できる場であってほしかったなあ、という思いがあります。

まあ、ライブには生身の人間の生身の声があるんだからそれでいいじゃないか、というのもありますけどね・・。

ただこの流れで気になるのは、ライブの音もレコーディング音源と同じようにボーカルの音程をリアルタイムで修正したり、曲ごとにCDと同じようなバランスに整えたりできるようになっていく可能性があるので、どんどんライブならではの面白さが失われていってしまうのではないか?という危惧はありますね。

アーティストはあくまで生の裸の音で勝負する気概を忘れずにいたいものです。