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2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。 レッスンの詳細はこちら

喉が上がって苦しい…多くの人が悩むハイラリンクスを治す方法。

高い声を出すときに喉が上がってしまって苦しい。 喉に力が入ってしまって最後まで歌いきれない。 最後の最後のラスサビ転調が苦しくて歌えない… カラオケでもそんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

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歌を作曲する3つ段階的な方法。音楽理論って必要??

歌をつくるための方法は大体以下の3つ。

①誰かに、浮かんだメロディの伴奏をつけてもらう。

これが一番簡単だけど、伴奏をつけてくれる人を探すのが難しい場合も。プロでもシンガーの人が伴奏のできる人と一緒に曲を作って、作曲者は本人だけになっているパターンはよくあります。

②すでにコードのついているトラックにメロディを乗せる。

R&Bなどで主流のやり方ですが、JPOPでもダンス系などではよくあるやり方です。海外の作家のトラックの上に日本人でもわかりやすいようなメロディを乗せなおすというのは、昨今のEDM系のJPOPの楽曲でもよくある話ですね。

世界のPOPシーンではそれぞれの得意分野のプロが数人集まって一緒に曲をつくるCo-writeというのが主流になっていて、作曲者のクレジットにたくさんの人の名前が載っている楽曲も多いです。

しかし、日本では古典的な歌謡曲メロディの文化が根強く残っているので、コード進行もループしてるだけのものより、展開をつくった方が分かりやすいので、歌謡曲的なJPOPのメロディをつくるなら、共作はあまり向かないのでは??と思います。

③自分でコードもつけて、アレンジもある程度見えるまでつくる。

これができれば大体のことには対応できます。簡単なコード譜面を書いて、バンドメンバーに伝えられたらアレンジもできるし、いろんな世界が広がると思います。

何より頭の中で鳴っているコードを具体的に指示できれば、自分が歌っていても違和感なく歌えるでしょう。コードがわからないで人まかせにしていると、ここなんかちょっと違うんだよな・・でもどう違うか伝えられないからどうしようかな・・みたいなことになります。

歌をつくるのに、理論ってどこまで必要???

 

①、②の作り方なら、特に理論は知らなくても大丈夫です。特にシンガーに多いですが、センスと感覚だけでメロディをつくっている人は多いです。また、シンガーでなくても鼻歌でメロディだけ作って作曲家として活動している人もいます。

ただ、やっぱり完成させるまでに人の手を借りないといけないのでいろいろな制約は生まれると思います。誰かと共作するのがいいのか、自分で完結させるのがいいのかは、時と場合によると思いますが、どちらもできたらベストですね。

そうすると③のレベルまで達したいとなるんですが、そうなるとある程度の音楽理論を習得した方が結果として上達が早くなると思います。

難しい理屈は嫌いだーという人は、とりあえずキーの概念だけわかるようにしましょう。あとはいろいろな曲をコピーして慣用句としていろいろなコード進行をひたすら覚えるだけでもいいし、実際そういう実践的な感覚の方が理論より大事です。

理論を完璧にマスターしているよりは、好きな曲とコード進行をたくさん暗記している方が実践的な感覚が身につくと思います。あとはキーを自在に変えられればいいだけですからね。

僕がよくやったのは、このサイトなどを参考にして、知っている曲の進行なども一回メジャーならCのキー、マイナーならAmのキーに置き換えて弾いてみる。とかですかね。キーの中でそのコードがなんの役割か、ということがわかればオッケーです。

その辺りのキーの話などはまたおいおい書いていきたいと思います!

バンドのボーカルにこそボイトレを勧める理由。

僕も初めてライブハウスのステージに立った時はバンドをバックに歌っていましたが、バンドをバックに歌うボーカリストに特に注意すべきことを幾つか。

①ドラムや他の楽器の音量に負けじと声を張り上げたくなりますが、無理にそれをつづけると喉を痛めます。

 

特にリハーサルスタジオなどの密集したところで大音量の楽器がなっていると、声が聞こえにくくてつい無理して声を張りたくなりますが、そもそも物理的にアンプの大音量に人間の声が勝つのは不可能です。

そしてどうしても、大音量の楽器のそばではマイクに他の楽器の音が乗ってくるのでハウリングを起こさないように音量を上げるのが難しかったりしますが、場所を移動するなどしていいポイントを見つけましょう。

自分が無理なく歌えるレベル感で、ミキサーで音量を調節して全員に聞こえるようにして、マイクも口に近づけた方が喉への負担が少ないです。

そこらへんを踏まえた上でもボーカルが聞こえないなら、やっぱり喉に負担をかけない歌い方で声量UPできるようなボイトレが必要ですね。

②メロディの音域が低すぎるとバンドのアレンジの中でメロディが抜けてこない。

 

やっぱりメロディのトップ音が高い方が全体としての音域を高くできるのでアレンジもすっきりするし、言葉も聞こえてきます。声量、というところも大事ですが、音域の面も少し見直してみて高めにできるならいろいろな面で有利になってきます。

そこもやはりボイトレで、ミックスボイスなど習得して楽に高音域を操れるようになったら表現も広がりますね。

③我流でやっている人が多いからライバルと差をつけやすい。

 

上記のような理由で、バンドのボーカルというのはかなり過酷な環境で歌わなければならないことが多いのですが、バンドで歌うような人の性格上?そんなのしらねえ!歌なんて気合いだ!酒でも飲んで喉潰すまで叫んでこそロックだ!みたいな感じで無理する人が多いような気がします。

音楽を愛するのなら当然、長く続けていきたいもの。伝えたいメッセージがあるならなおさら、安定した声で歌い続けられるように訓練する方がいいでしょう。

シャウトやがなり声みたいな声も、やり方によって喉に負担がないようにできます。一時的な感情の表現でなく、何回やっても同じように無理なくできるように練習するのがプロ。

ステージではド派手に暴れまくっているように”魅せて”、裏では地味なボイストレーニングを積み、ちゃんと声をコントロールできるような人が、長期的にはライバルと差をつけて成功できるのではないでしょうか??

いい歌い方をつかむコツって??答えはあなたの体が教えてくれる。

もしあなたが歌う上で答えに迷ったら判断する基準はただ一つ。

自分が気持ちいいかどうか。

こんな歌い方が流行っているからこう歌うとか、憧れの誰かみたいな歌い方をするとかではなく、一番大切なのはあなたがどう感じて歌っているかということ。

特に、歌をいろいろと習ったりするともっとこうした方がいいとかいろいろ言われて、自分のなかでの基準がわからなくなってしまう人も多いですよね。

そんな時に僕がよく言うことは、

答えはあなたの体が教えてくれるよ

ってこと。

あなたの体の感覚で、気持ち良く音がなっている、体が振動している、音程が綺麗にハモっている、楽に声帯が鳴っている、息が効率よく音になっている、マイクに音がのっている、リズムに気持ちよくのれている、

というような感覚は、あなたが感じて、見つけるしかない。

自転車の乗り方をいくら口で説明しても最後には自分でバランスをとって走り出してもらうしかないのと同じで、ひょっとしたらその過程で転んだり怪我したりもあるかもしれないけど、そこを自分で踏み出して掴んでもらうしかないんです。

 

あなたが気持ち良く歌っていれば、その気持ち良さはきっと聞いている人にも伝わります。

あなたが迷いながら歌っていれば、その迷いも伝わります。

だから練習するときも、自分の感覚を一番大切に。

ステージに立てば、隣でコーチに、もっとピッチを!もっとリズムを!!と言ってもらうわけにはいきません。

自分の感覚しか頼るものがないのです。

だからこそ、普段からその感覚を研ぎ澄ましていきましょう。

コンプレックスを克服して武器に変える方法。

自分の声が好きじゃない、歌い方が好きじゃない、というのは良くある話。
誰もが最初に自分の声を録音して聞いたとき衝撃を受けるものです。

あの宇多田ヒカルさんですら、自分の声が好きじゃなかったらしいので、なんともまあ、思春期特有の考えすぎからくるものかとも思いますが、若いみなさんにとっては結構深刻な悩みだったりしますよね。

情報源: 宇多田ヒカル、コンプレックス告白「自分の声好きじゃなかった」 | ガールズちゃんねる – Girls Channel –

歌とか声だけじゃなく、アーティストを目指すみなさんにとっては容姿などのビジュアルも大切な要素。人それぞれいろんなコンプレックスがあったりするでしょう。

かく言う僕も、もっとあの人みたいな声に生まれたかったとか、散々思ったし、特に自分の容姿が日本人離れしていたことが思春期のころは相当嫌で、人からバカにされているんではないか?という被害妄想じみた観念にとらわれてあまり積極的に人前に出れなくなったりした時期もありました。

今考えれば自意識過剰すぎてバカバカしいのですが、思春期の多感な時期にはありがちなこと。そういう思い込みのせいでせっかくのチャンスを逃していくのはとてももったいないです。

というわけで、そういうコンプレックスを克服する方法。

①積極的にネタにして笑いに変える。

僕の場合はこれで救われたんですが、大学時代のサークルで散々ネタにされてみんなに笑われたことが逆に一つのキャラクターを確立するための機会になりました。

今でもこんな顔して純粋な日本人ですというネタがMCの挨拶の定番になっているので、もはやトレードマークと化していますし、昔はとてもコンプレックスだったこの生まれ持った突出した個性があったおかげで今までやってこれたと思います。

②逆に個性として前面に出す。

人と違うポイントがとくにコンプレックスになりやすい所。それは逆にあなたにしかない武器だったりします。人はそこに注目してしまうかもしれませんが、それは逆に印象深いということ。それを隠すのではなく活かす方向にすれば、きっとすべて克服できます。

③歳をとればどうでもよくなりますよ。

若くて多感な時期には異常なほど気になるようなことも、歳を重ねていろいろ経験すればするほど、本当にどうでもよくなりますw。

かっこいい、美しいものに憧れるのは普遍的な心理ですが、大人になるにつれ、そういう要素だけでは勝負できなくなっていくもの。そうなったときには、実力や人間性などもっと本質が問われるようになるものです。

むしろコンプレックスがあって深く悩んだり傷ついたりした経験があったほうが人間としての深みになり、人の痛みがわかったり、より共感できるような歌詞をかけるようになったりするものです。

まず、今いるあなた自身を信じることから。

コンプレックスもきっといつか愛せるようになるし、そういうふうにすべてを受け入れて生きてる人はきっと同じように自分に自信をもてずにいるたくさんの人から共感されるようになるはずです。