title image

あなたにお金を払うだけの”魅力”がありさえすれば。

image

Hiroshi Yoshida

2015-10-26

“プロ”の定義って人それぞれいろいろあると思いますが、 僕の捉え方では”それで生活できるだけのお金をもらっているかどうか”ではないかと思います。

音楽でお金を稼ぐためにはいろんな方法があって、一番一般的にイメージされるのはメジャーデビューして売れっ子アーティストになることだったりするでしょう。

例えば僕の場合はそういうアーティストの裏方でコーラスをしたり作詞作曲をしたりすることも仕事になっているわけですが、結局そういう仕事でも自分を選んでもらうために必要なのは、

実力よりもむしろ”魅力”なんです。

正確に演奏できる、というようなことは プロの世界では当たり前の最低基準。 それに加えて何かしらの、あなたなりのプレイの魅力、そして人間としての魅力がなければ、人と人とのつながりがすべての世界であなたと仕事をしたい!と思ってもらえません。

上手い人ってたくさんいるんです。でも、必ずしもそれが直接お金と結びついてないと人もたくさんいるのも事実。得てしてそういう人は、 なにが自分の魅力なのかということがうまく外の世界に伝わっていないような気がします。

どんな世界でも同じですが、あなたの提供するものを価値あると感じて、そこにお金を払ってもいいという人がいて仕事は成り立ちます。だから、自分の魅力を磨き続け、それを感じてくれる人たちと出会うために行動すること。それが仕事につながる第一歩です。

もちろん、”実力”を磨くことは長期的にみてとても価値ある”魅力”になるので、ずっと続けていかなきゃいけないですね。