ABILITY、Singer Song Writer Lite 9.5は初心者におすすめなのか?


インターネット社のAbility、Singer song writer Liteシリーズを体験版でつかってみました。実は僕が生まれてはじめて20年前(時代を感じるw)に触れたDTM機材がローランドのミュージ郎という音源とソフトのセットで、そのときに付属していたのがSinger song writerだったのです!どんな風になっているのか、まだあまり試せてないですが、とっつきのレビューを。超マニアックな内容なのでわかる人だけ読んでねw

これは果たして現代のPCネイティブ世代にわかり易いのだろうか・・?

Ability、Singer song writer Liteどちらも使ってみた感想なんですが、とっつきとしてはほぼ同じ使用感。まず戸惑ったのは、GM音源?ハイパーキャンバス?いろんなシンセとか音源モジュールの名前がやたら目につくという、MIDI全開の仕様に??ってなりました。

え、今時プラグイン音源をトラックごとに刺すのがデフォルトじゃないの?最近のソフトシンセとかサンプラーとか、MIDIのプログラムチェンジに対応してないのも多いし。

と思ってしまったのって僕だけでしょうか。他のDAW使ってる人だったらわかるかなあ。

確かにカラオケのMIDIファイルを再生するとかには便利なんでしょう。でも今時それやりたい人どれだけいるんすか?今DTM始めようと思って、外部の音源モジュールやらシンセを一緒に購入するって相当少数派じゃないですか?

ある意味、僕が20年前に触ったその感覚から変わっていないその辺の感覚が・・今時の初心者が最初にこれ触ってわかり易いのかな??と思ってしまいました。

そして申し訳ないけども、ハイパーキャンバスの音ってもう昔のカラオケ・・これ聞いてテンション上がる人ってどれだけいるのか?

FLSTUDIOとか、まずデモソング聞いただけでもかっこよさが半端ないし、複雑なインターフェイスではあるけど音源が最初から揃ってて、全部使える音だから直感的に触り易い。一つ一つの出音が、うん、これでOK!と思えるものじゃないと、いくらいじり倒しても曲って完成しないんですよね。

やっぱりみんなプロのかっこいい音源を聞いて真似したいじゃないですか。プロのJPOPでも、クラブミュージックでも、さすがに昔のカラオケ音源モジュールみたいなの使っている人だいぶ少数になってきてる時代ですからね。

どんなDAWでもそれなりのソフト音源がついてくる時代、それのかっこよさで選んでしまう人がいてもおかしくないですからね。これはとっても損だなーと思いました。

あとは全面的にUIが古臭いですね。これも若者は敏感に感じてしまうのではないでしょうか。

もちろんいい面もたくさんありますよ。

と、とっつきの部分でつまづいて文句ばかり言ってしまいましたがw 僕がこのソフトに期待している部分について。

それは他のDAWより圧倒的に強い、コードからアレンジを作っていける部分。

最近Cubaseでもコードトラックという機能ができて、いいなーと思ってちょっと使ってみたんですが、少しかゆいところに手が届かない部分があり。いろいろ検索してみたら、Abilityファミリーの製品なら僕が思っていたようなことができそうだったので期待しているんです。

僕は曲を作って、メロディーとコードだけの状態からアレンジを作るわけですが、最初に浮かんだパターンのアレンジをパパッと作れるようなソフトがないものかと試行錯誤していたわけです。

Abilityならコード進行に合わせて、いろんなアレンジパターンのストックから切り替えて試聴して、気に入ったものを採用するとかそんなことができちゃう。

アレンジって、一回作ってみてやっぱ違うなと思って全部変えるとかめっちゃ大変なんですよw

まあ、実際そんな風な使い方ができるようになるまでには、自分なりのアレンジのプリセットを作り込んで行ったり、いろいろまた育てていく必要があるんですが、それもまた楽しみですね。

逆に、コード進行だけ指定して、いろんなアレンジで聞きながらメロディを考えるようなこともできる。

僕はトラックメイカーの人とコライトして、メロディだけつけるという作曲も得意なので、アレンジからインスピレーションを得るような使い方も期待してます。

いやーしかし、いろんなアレンジのパターンを聞いてみてるけどやっぱこのカラオケの音色じゃ歌いたい気分にならないんだよな正直・・w

かと言ってハードの外部音源はもう追加したくないしな・・外部音源って、作曲家の間でも極力避けられる傾向がある気がして。なぜなら、ストックで何年前の曲が採用になりました!というようなことが起こりうるから、その音源使っちゃうとずっと持ってないといけなくなって管理が大変になるから。

ソフトウェアの方がトータルリコールっていう意味でも便利なんですよね。その辺のプラグイン対応をぜひいろいろ詰めていってほしいです!

でもさらに使い込んでいけば、仮歌をMIDIに変換してすぐメロとコード譜ができたりとか、今まで微妙に面倒だったデモ段階での作業がかなり早くできるような気もして期待しております!

いろいろ言ってしまいましたが、僕も国内でものづくりに関わるメーカーの営業をしていたので、国産のメーカーさんは個人的にいろいろ応援していきたい思いがあります。

また使い込んでからレビューしてみますね。

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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