Hiroshi Yoshida
2016-10-09
ギターの弾き語りはとてもポピュラーな演奏方法で、いろんな人がチャレンジしますが、挫折する人も多いです。これからチャレンジしようとしているあなたに、事前にそのハードルをわかってもらえたら、もっと乗り越える気力が湧いてくるはず!
巷には簡単にできるノウハウみたいな情報があふれてますが、もちろんそんなに簡単にできればだれも苦労しないわけで。
特にギターの弾きがたりというのは手軽にチャレンジできる割にいくつか超えなきゃいけないハードルがあって、そこで挫折しがちです。大きくは3つ。
これ一番挫折ポイントですよね。特に初心者にとって恐怖の難関である”F”コードのフォームのバレーコード。この山を越えられずにどれだけのプレイヤーが去っていったことか・・
指がそんなに開かない問題も、いきなり股割りができない人が多いのと同じで、少しづつ開くようにしていくしかありません。特別指を開くための練習をしなくても、コードを押さえる動きを一つ一つ指の位置を置いて確認していけば、体がその形を覚えてパッとできるようになります。
女子だと特に、そんな力なーいと言って挫折しそうですが、これ結構抑え方の問題で、力はそんなに関係ない(のでは?)と僕は思っています。でもギターによっては、弦高が高すぎたりするとどうしてもこれプロでもF押さえられれねーわっていうギターもあるので、ちゃんとした楽器は必要ですよ。
正しいフォームで、無理なく抑えられるポイントを把握しそれなりに力を加えれば抑えられるはずです。その辺は、最初はレッスンに通うのもいいかもしれませんね。
そもそもそんなにガチガチに力入ってたらコード変えられませんから。その辺も、反復練習していくうちに体が慣れて、自然に見つかっていくポイントなので、頭で考えたり、情報を得て色々試したらすぐできた!というわけにもいかないことが多いです。
おさえられないコードから逃げる方法としては、フォームをいろいろ変えてみたり、数音省いたコードフォームでとりあえずやってみるというような方法もありますので、ぜひレッスンで相談してくださいね。
綺麗にピックをリズムよく弦に当てるというのも最初は難しいですよね。だいたいそういう人は弦がガシガシ当たりすぎている場合が多いですが。
0.1ミリ単位で同じピックと弦の当たり方をコントロールするってやっぱりそれなりの反復練習が必要なもの。すぐにあきらめずに、最初は簡単なアップアンドダウンの繰り返しでも、できればメトロノームに合わせてひたすらやってみてください。やがて気持ちいい弦とピックの当たるポイントが見つかるはずです。
これは以外とすぐ超えられる壁です。慣れとしか言いようがありませんw
特に、リズムのパターンを一つ完璧に手が覚えてしまえば、そのパターンの上で自由に歌えるように自然になります。なので、最初はギターと歌を別々に、完璧にできるようにしてから、合わせていくのがいいでしょう。
その時、できればメトロノームを使ってください。最初はイヤだと思いますが、弾き語りでリズムの縦の軸がはっきり聞こえると安定感が出てとても表現がつけやすくなりますよ。聞いている人も安心して聴けます。
というわけで、最後の段階まできたらもうこっちのもの。どんどん新曲が増やせる状態になっていくでしょう。そうなったらライブもできるし、楽しいことがたくさんまってますよー!!
ぜひ、最初に挫折しそうなポイントを乗り越えて、弾き語りライフを楽しんでいってください!
LIVEARTISTの体験レッスンにもお気軽に。